上州上武紅葉の旅 榛名神社 - 表参道から双龍門まで

上州~上武紅葉の旅
1 - 榛名神社 (三重塔~双龍門)




榛名神社は、赤城山・妙義山と並び、上毛三山のひとつとされている榛名山を御神山とし、巌山全体を境内地にしているお社である。
創建は用明天皇元年(586年)で、中世以降は「満行権現」と称され、神仏習合の名残が多く見受けられる。

高崎駅から路線バスで1時間10分。

榛名神社前でバスを下りると、
紅葉が山々を紅く染めていた。
もみじが本当に美しい。

空も雲ひとつない快晴!

早速参道を歩いて、榛名神社へ。

参道には、多くの古風な風貌をした宿坊や
そば処などが立ち並んでいる。
そして背後には、見事なまでの紅葉☆

ここは善徳坊という、現存する日本最古の宿坊。
国有形文化財に指定されている。
木の色が歴史を感じる佇まい。

参道を数分ほど歩くと、いよいよ神社の入り口へ。

この日は平日にも関わらず、
紅葉見物がお目当ての観光客が多かった。

前日がどんよりとした天気だったので、
「天気も良いし、連休取っちゃえ~!」って感じだったのかな?

ここは随神門。
弘化4年(1847)上棟された門で、元来は仁王門。
神仏分離の際に、二力士像が取り払われて、
随神が置かれるようになった。
国指定重要文化財。

随神門をくぐって、みそぎ橋を渡ると
「千本杉」なる名の名木が立っていた。

陽の光と、木々のシルエットが堪りません!

みそぎ橋を越えると、約700mの参道が続く。

途中小さな祠があったり、
清流に沿った参道は、とても静寂とした雰囲気で、
清流から聞こえてくるせせらぎは
上り坂(写真は下りだけど)の疲れを癒してくれる。

二の鳥居の脇には三重塔。
神社とお寺が混在していた頃の名残で、
群馬県内唯一の塔という。

落石防止用の屋根が途中ある。
この通り沿いに「賽神社」という祠があったのに
見事にスルー(涙)

ここは神橋。
ここから風景が奇石・巨石に囲まれて一変する。

ところで、神橋の左脇の大きな岩・・・
少し不安定過ぎないか(笑)?

神橋左側にある『行者渓』
安藤広重の版画絵の中に「上野国榛名山雪中」として選ばれたところ。

修験道の創始者・役小角もここで修行をおこなったといわれている。

更に階段を登っていくと、手水屋の左側に「矢立杉」という
樹齢1000年といわれる樹高55mの杉の木が立っている。

矢立神事は、武将が戦勝、領土安全等を祈願し、
直後に矢を境内の立木に射立てた儀式。

尚、武田信玄が箕輪城攻めの折、
戦勝祈願に矢を立てたと伝えられている。
国指定天然記念物。

そして、矢立杉の脇に建っているのが神幸殿。
安政6年(1859年)の建立。 
神幸祭のとき神輿が出御して期間中に留まる社殿。

古制により採色は施さないと古資料は伝えている。

さらにさらに階段を登っていくと、神門が見えてきた。
『神域』へ向かっている感がひしひしと伝わってくる。

さらに長い登り階段を登っていくと、
思わず息を飲むような絶景が・・・。

双龍門
そして背後にそびえ立つ鉾岩(ローソク岩)

まるで浮世絵で描いているような『別世界』
自然と人と共存して作りあげた真の芸術作品のよう。

次回は、いよいよ拝殿、そして御由緒等を。

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