上州上武紅葉の旅 榛名神社 - 番所跡と渓谷の紅葉


上州~上武紅葉の旅

榛名神社 (榛名関所と榛名渓谷)


境内を抜けて、沢の方へ下っていくと、門があった。

ここが榛名番所跡。
榛名町番所の設置は寛永8年(1631年)9月、廃止は明治2年(1869年)1月。
信州大戸通りの裏往還の通行を取り締まったが、直接の管理は幕命により榛名山別当職が行ない、各坊の月番勤務であったらしい。


番所の入り口に吊るされていた「塞神三柱守」の御札。
とても「日本的」な写真が撮れました。

塞神三柱とは、衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)、八衢比古(やちまたひこ)、八衢比売(やちまたひめ)の3柱の神のことで、黄泉比良坂で、追ってくるイザナミに「これ以上追ってくるな」と投げた杖から神が化生したとされている。

また塞神とは、日本の民間信仰で、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が集落に入るのを防ぐとされる神のこと。昔からの集落にて、道端に道祖神や庚申塔(道教)、地蔵さま(仏教)が、ひっそりと置かれているのをよく見かける事があると思う。

御札と一緒にくくっている竹は、悪神・悪霊が通ると鳴る『合図』代わりなのかな?
カゼは荒ぶる神、妖怪の一種とされてきたらしく、「カゼの悪戯」という言葉も今だに残っているし、「風邪をひく」という言葉自体、忌み恐れられた存在だったことを如実に表していると思う。

この番所を通過していくと、榛名湖に到着するハイキングルートになっている。一日中榛名にいて、宿泊する事ができたならば、この道を通ってみたかったが、断念。

砂防ダムからの滝。
ちと、水の勢いが強すぎたかな?糸のように曳いてある写真を撮ろうと努力したのだが・・・(汗)
でも、脇の紅葉と非常にマッチしている。

そのダムの滝を見上げると、これまた奇妙な形をした奇石があった。
九折岩(つづらいわ)という名の岩で、榛名神社境内の奇岩のひとつ。
岩の積み重なっているような様子をつづら折りに見立てたのが、その名の由来だそうな。

ボクには、狼が神社本殿の方向を向いて見守っているように見えたが
皆様は?


-Photo Book-

ここからは、榛名神社自然歩道の景色をご堪能あれ☆


枯木に自生している苔と赤く染まった葉
幹と苔、そして葉の色どりが素敵でパシャった

巨石の上にも木が育ち、葉を紅く染めている
長い年月をかけて、ここまで成長したのだろう

神橋(行者渓)を下から眺める


最後は、ふと沢を眺めていたら
偶然めぐり合えた名のなき滝と紅葉の景色

ベストロケーション!と自画自賛^^



さて、紅葉に纏わる四字熟語を探していたが・・・

「紅葉良媒」という言葉しか見つからなかった。

ボクはいつになったら、紅葉が良媒となってくれる人に巡り合えるのだろう・・・(涙)


次回は・・・上州一之宮へご参拝の巻です☆

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