信濃探訪 : 兒玉石神社と巨石「イボ石」


諏訪の景色と兒玉石神社

(諏訪市湯の脇1-12-3御鎮座)

手長神社へ参拝した後、諏訪大社下社を目指すべく、下桑原郷をテクテクと歩いた。
とても見晴らしが良く、御柱祭のお飾りも気持ちよーく、風に靡いている。
何か落ち着きますね☆
温泉寺なる奇妙な名前のお寺さんはスルーして、道沿いにこれから祭りに使用されるのであろう、御柱が丁寧に置かれていた。


ここは温泉寺所有なのか分からないが、数多くのお地蔵様や菩薩様などの石像が置かれた祠。

そして、ここが兒玉石神社。
「諏訪の七石」のひとつと言われる「イボ石」があるとされている。

御由緒を要約すると・・
御祭神は、兒玉彦命(コダマヒコノミコト)と、玉屋命(タマヤノミコト)で、コダマヒコは諏訪大神である建御名方神(タテミナカタノミコト)の御子、片倉部命(カタクラベノミコト)の御子らしい。


イボ石
創建は不明だが、“遠い昔より『下桑原鎮守大矢兒玉石湯之権現』として、古い昔より原住民の崇敬を集め産土神として祀られていた”と、「根元記抄」に記されていた。

上の写真は「兒玉石大明神」の御霊代である2つのイボ石と、樹齢250年といわれる御神木の「大杉」
石と同化しているように見受けられたが、とても不安定。

ちなみに、諏訪七石とは、硯石・沓石・蛙石(甲石)・小袋石・亀石・兒玉石・御座石の七つの巨石の事。
由来は3月の大御立座神事の時、神使が「湛(たたえ)」と呼ばれる場所を巡り、その巨石でミシャグチ神降ろしを行う。その時、鉾の先端に鉄鐸を取り付け鳴らす祭祀で、11月の御立座神事の時、その「湛」で降ろしたミシャグチ神を再び送り上げるという湛神事での磐座のようなものであるらしい。
(1238年(嘉禎4年)『諏訪上社物忌令之事』より)


・・・ということは、本来この神社(神域)は、元々諏訪地方の土着神であるミシャグチ神(樹や笹や石や生神である大祝に降臨する精霊)信仰の重要な場所だったのでないか?と、妄想。


次回は・・・かわゆいお宮の御柱祭です☆

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