武蔵國探訪記 -10 久伊豆神社 (越谷)


武蔵國探訪記 -10
久伊豆神社 (越谷)

(埼玉県越谷市越ケ谷1700鎮座)

続いては、越谷の久伊豆神社について。
東武伊勢崎線から歩くこと約15分、旧国道4号線の近くに越谷久伊豆神社は鎮座されている。


1月11日に参拝したので、参道はまだ「御祭りモード」
とはいえ、さすがに平日なだけあって、殆どの出店は閉店状態でした。

写真の第三の鳥居は、平成五年に斎行された伊勢の神宮の第六十一回式年遷宮で撤下された皇大神宮板垣南御門の古材を拝領したもの。

こちらが拝殿。
平日にも関わらず、参拝客で賑わっていた。

この辺で御由緒を・・・

御祭神:大国主命・言代主命(大国様・恵美須様)の二柱を主祭神とし、高照姫命(たかてるひめのみこと)・溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)・天穂日命(あめのほひのみこと)の五柱を奉斎している。

ご創建の年代は不詳だが、平安時代中期以降には武士団武蔵七党のひとつである私市党(騎西党)の崇敬も篤く、除災招福の神として武士や庶民の信仰を集めてきた。
応仁年間(1467-1468年)には伊豆国宇佐美の領主である宇佐美三八郎重之が埼玉郡騎西の地を領するところとなり、当神社に古刀を奉献し、篤く尊崇したとのこと。

江戸時代には鷹狩りの折に越谷に宿をとっていた徳川の将軍が参拝されたと言われている。社紋「立葵」はその際に徳川将軍家より奉納されたと伝えられるもの。

明治維新の後は当地の総鎮守として明治六年四月に郷社に列格。近年では、方災除け・八方除けの御神徳で知られる。
(以上、略史などより抜粋)

拝殿の前に掲げられた日章旗が・・・。

そして本殿。
寛政元年(1719年)に建立されたとの事。

左:摂末社  右:神楽殿


本殿裏手に鎮座されている摂末社。
五前神社、諏訪神社、稲荷神社、八坂神社、三峯神社などがある。

右は神楽殿。

どの社もキレイに手入れされている。

そして摂末社脇に異様な程、大きな社が・・・。

これは、第二次世界大戦中、パラオ共和国コロール島に建立された「南洋神社」を偲ぶ「旧官幣大社南洋神社鎮座跡地遥拝殿」で、平成16年4月に建立されたもの。

旧県知事の働きで作られたらしい。

そしてご神池の先には国学者・平田篤胤の仮寓跡とされる松声庵がある。

岩槻久伊豆神社で感じられた「木々に囲まれた古いお社」のイメージとは違う、えもいえぬ雰囲気が境内全体に立ち込めていて、妙な違和感のようなものを感じてしまった。

次回以降は相模のお社です。

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