キノミヤを追いかけて-15 八幡宮 三つの式内論社を持つ社


キノミヤを追いかけて
15 八幡宮 (八幡神社)
(静岡県下田市吉佐美1722御鎮座)

社頭

白濱神社のあとは、吉佐美という集落にある八幡宮へ。
お目当てとしては、国天然記念物に指定されている「イスノキ」を鑑賞しようと思ったのと、延喜式神名帳にてひとつの神社に三つもの式内(論)社が比定されているという二点。

木製鳥居の苔がかってじめっとした感じが何ともいえない。

拝殿

イスノキより左側に自生しているクスノキの胴回りの大きさに圧倒されてしまう・・・。
(ちなみに社殿右手はイスノキ)

扁額

この神社は拝殿と幣殿、そして本殿に分かれているようだが、『この先無断立ち入り禁止』という看板と柵があったので、おとなしく諦めることに。。。

この八幡宮。
実は3つもの式内論社(加彌命神社、三嶋神社~竹麻神社三座、若宮~多祁美加々命神社)を持つ神社らしい。
なにぶん、御由緒が書かれた石像すらないので何とも言えない部分があるが・・・。

ちなみに現在の主祭神は譽田別命とのこと。

境内社 津島(口に島)神社

覆殿で囲われた社の他にも小さな石祠があった。

イスノキ

そしてこの樹がイスノキ。
葉に虫こぶがつくのが特徴。
虫こぶとは、葉に寄生したアブラムシが卵を産み付けることにより発生するもので、イスオオムネアブラムシの寄生によっては丸く大きく膨らんだ虫こぶ(ひょんの実)が形成されるらしい。

しかし、ボクとしてはやはり楠木の巨木の方に心を奪われた。
苔がかった根の緑が美しく、『霊木』と呼ばれるにふさわしい木だと感じた。


次回は伊豆半島の南端、石廊崎です☆

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