29 January 2012

宮城の社 青麻神社

Location 日本, 宮城県仙台市宮城野区岩切青麻沢32
東北祈念の旅
青麻神社
(宮城県仙台市宮城野区岩切青麻沢32番地鎮座)

続いては、宮城スタジアムがある宮城県民の森の中に鎮座する青麻神社について。
ここ青麻神社は全国に点在する青麻神社の総本社と言われている。
神紋(マーク)は麻の葉を用いており、麻を祀る社である。

社号や附近にある色麻町などから連想できるように、鎮座地一帯は麻の産地であった。
日本では、太平洋戦争後米帝の指示により、大麻取締法が施行され、栽培・利用などに禁止措置が加えられたが、それ以前はそれこそ縄文時代から広く日本にて利用されていた。

神社にて配布される『神宮大麻』という名に代表されるように、麻は古来から神聖なものとして扱われ、麻に神仏が降りたとされており、儀式以外でも繊維素材や薬として重用されていた。

麻について日本人ならば最低限として、この位は頭に入れておくべき。
一番愚で危険なのは、先入観を持って反射的に『ダメなものはダメ』と思考不能になってしまうことだと思うのだが。

青麻神社

御祭神
天之御中主神・天照大御神・月読神
併祀
常陸坊海尊(清悦仙人)
境内社
山神社、御井神社、七福神祠

由緒
社伝によれば、第五十五代文徳天皇の御代の仁寿二年(852)、現社家の遠祖穂積保昌が山城国(京都)よりこの地に来たり、里人に麻の栽培を教え、且、一族の尊崇せる日月星の三光神即ち天之御中主神・天照大御神・月読神の三神を清水湧く山峡の岩窟中に奉祀せしが本社の創始と伝え、社名・地名も麻の栽培より起り、神紋も又麻の葉を用いる。

仙台藩封内風土記(1772)にも、「岩切邑 本邑山中青麻と号する地あり 往古この地麻を植う 故に以て地名と為す岩窟あり高さ一丈余・・・」と記している。
天和二年(1682)源義経家臣なりし常陸坊海尊(清悦仙人とも称する)下野国(栃木)出流山大日窟よりこの地に至り霊験を顕し給いしにより併祀する。

山神社
古来より中風病退除(常陸坊海尊の霊験による)・海上安全(穂積一族が水運に携わっていたことに因む)等の特殊信仰があり、各地青麻神社の総本社である。
古くは、青麻岩戸山光宮、青麻権現社、嵯峨神社などとも称し、中世から近世の古図や文献にも記載が見える。
(青麻神社略誌より)

次回は多賀城市のお社へ。

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