京都の社 貴船神社 結社

京都の社
貴船神社 結社

本宮の次は結社(ゆいのやしろ)へ。
本宮~結社~奥宮をつなぐ参道には数多くの旅館や割烹などが立ち並んでいる。

有名なのは「川床」と呼ばれるもの。
その名の通り、貴船川の上に床を作って、その上で食事や宴会などが出来る。

さて、本宮から徒歩約10分程度で結社に到着。
ここ結社の御祭神は磐長姫命。
因みに「縁結びパワースポット」として有名らしいです。


結社
御祭神 磐長姫命 (いわながひめ)
御由緒
神武天皇(初代の天皇)の曽祖父にあたれられる瓊々杵命が、木花開耶姫命を娶らんとする時、父の大山祇神が姉の磐長姫命も共におすすめしたが、瓊々杵命は木花開耶姫命だけを望まれたため、磐長姫命は大いに恥じ、「吾、ここに留まりて人々に良縁を授けよう」といわれ、御鎮座したと伝えられています。


古くは縁結びの神、「恋を祈る神」としての信仰が篤く、平安時代の女流歌人・和泉式部が切ない心情を歌に託して祈願したという話は有名です。
昔はススキ等の細長い草を、今は「結び文」を神前に結び付けて祈願する習わしがあります。男女間の延だけでなく、人と人、会社と会社、就職、進学などあらゆる縁を結んで下さる神様です。

結社 社殿
境内には和泉式部歌碑があり、ここにも彼女に纏わるお話がある。

貴船神社は、古来、恋を祈る社でもありました。
平安時代の有名な歌人・和泉式部は、夫との仲がうまくいかなくなって当社にお参りし、貴船川に飛ぶ蛍を見て、切ない心情を歌に託して祈願しました。すると、社殿の中から慰めの返歌が聞こえてきて、ほどなく願いが叶えられ、夫婦仲がもとのように円満になったということです。

「後拾遺和歌集」には次のように記されています。
男に忘れられて侍りけるころ貴布禰に参りて
みたらし川に蛍の飛び侍りけるを見てよめる 
「物思へば 沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる 魂かとぞみる」 
(あれこれと思い悩んでここまで来ますと、蛍が貴船川一面に飛んでいます。
そのはかない光は、まるで自分の魂が体からぬけ出て飛んでいるようでございます。)
御返し
「奥山に たぎりて落つる 滝つ瀬の玉散るばかり 物な思ひそ」 
(しぶきをああげて飛び散る奥山の滝の水玉のように
魂がぬけ出て飛び散り消えてゆく(=死ぬかと思うほど) そんなに深く考えなさるなよ。) 
この歌は貴布禰の明神の御返しなり、
男の声にて和泉式部が耳に聞こえけるとなむいひ伝えたる。
(以上、現地案内板より)

「天の磐船」
境内にある「天の磐船」は、貴船の山奥で見つけられた船形の自然石で、平成8年3月に奉納されたもの。

天の磐船(あめのいわふね)

この舟形の自然石は、貴船の山奥より産出し、平成八年三月、京都市在住の作庭家・久保篤三氏より奉納された。重さは六トン。
船は、古くは唯一の交通機関であり、人と人、文化と文化の交流(結ぶ)ということから、縁結びの信仰と関わりがある。
また奥宮の「船形石」伝説にみられるように神様の乗物として神聖視され、当社と船との関わりは深い。
縁結びの神で知られる結社の御祭神・磐長姫命の御料としてここにおさめた。
(境内案内板より)

貴船山から流れ出る清流。
水に触ってみると痛くなる程冷たかった。。。

次回は・・・いよいよ奥宮です♪

貴船神社参拝記
1. 貴船神社 本宮までの道程 ⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/02/blog-post_13.html
2. 貴船神社 本宮 ⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/02/blog-post_15.html
3. 貴船神社 結社 ⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/02/blog-post_17.html
4. 貴船神社 奥宮と船形石 ⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/02/blog-post_20.html

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