キノミヤを追いかけて 源頼朝挙兵の社 守山八幡宮

守山八幡宮
(静岡県伊豆の国市寺家1204-1鎮座)

2011年に伊豆半島を巡った
キノミヤを追いかけての続編です。

前回は電車移動が主だったので、東側のお社を中心に巡ったのですが、今回は西伊豆のお社を中心に書き綴っていきたいと思います。

鳥居
守山八幡宮は、守山という小高い山の麓に鎮座するお社。
延喜式神名帳にて、伊豆国田方郡 石徳高神社に比定されている。

この地は、源頼朝が治承四年(1180)、守山八幡宮で平家追討を祈願し挙兵した地で、鎌倉幕府草創の礎ともいえる場所。
この社の近隣には北条時政の墓などもあり、源氏の歴史が色濃く残っている。

舞殿
鳥居をくぐって石段を登ると、立派な舞殿が建っていた。
本殿に対して遥拝するような意味合いなのか、建物の前に賽銭箱が置かれている。

参道
舞殿の先にある参道はなかなか勾配のキツイ石段。
もともとは、本神社の西にある大男山(標高207メートル)の山頂に鎮座していたらしく、平安末期に寺院のある当地に遷座したという。

石段を登り終えると、何とも趣き深い社殿が鎮座していた。
周囲の森から「コン、コン、コン」と木を叩く音がこだましていて、誰か修繕されているのかな?と思ったが、それはキツツキの仕業。
・・・もしかして木霊(こだま)の音だったりして。

社殿
四方を山に囲まれた社殿は、こじんまりとしているが、とても趣ある雰囲気。
また、柔らかい春の朝日が差し込んできて、とても清々しい。

本殿
守山八幡宮
祭神 大山祇神、八幡神など
由緒
当社の創建は大化三年(647)、御祭神は大山祇神で延喜式内石徳高神社である。
延喜七年(907)豊前国宇佐宮より八幡神を勧請合祀、その後専ら伊豆國総社八幡と稱す。
治承四年(1180)源頼朝に源家再興を祈り兵を挙げる。
現在の本殿は寛永九年(1632)久能城主・榊原大内記照久の造営である。
(境内案内板より)

社殿脇に置かれている奇石。
かつての祠だったのか、それとも平家追討を祈願するために挙兵した源頼朝が坐していた腰掛石なのか?

そして、社殿裏手にあった巨岩。
もしかしたら、この山にはかつてこのような岩が多く転がっていて、それを削り落して石垣に加工したのかな??

社殿から参道を眺める。
とても静かで心地良い雰囲気漂う古社でした。


次回は富士山の眺望が美しいお社です♪

Comments

Popular posts from this blog

沖縄久高島巡礼 徳仁川拝所と久高島の町並み

信濃探訪 : 守矢史料館 一子相伝の古代諏訪口伝

「今伊勢に坐する元伊勢」 酒見神社