キノミヤを追いかけて 諸口神社 御浜崎から見た富士

諸口神社
(静岡県沼津市戸田2710鎮座)

伊豆御浜岬
前回紹介した大瀬神社から車で小1時間(約15km)程南下すると、戸田(へだ)漁港がある。
そして、漁港の堤のように包み込む形をした御浜岬の突端に諸口神社というお社が鎮座している。

諸口神社は、延喜式神名帳の國玉命神社に比定されていた古社で、かつての御祭神は『もろき姫の明神』とされているが、時の変遷を経て現在は橘姫命が御祭神とされている。

鳥居
表参道は浜辺に置かれた鳥居から延びている。
エメラルド・ブルーの海水がとても幻想的。

そして鳥居を境内から眺めると、戸田の街が一望することができる。
ちなみに、奥に見える山は達磨山。
きっと漁師達は、この朱鳥居に一拝してから漁に出ているのであろう。

裏参道とソテツ並木
で、こちらは岬側から延びている裏参道。
南方系の樹木であるソテツ並木が南国的な雰囲気を醸し出している。

それにしても、伊豆の樹木は不思議なくらいに強烈なエネルギーを持っているように感じる。
伊豆誕生の歴史と関係あるのかな?
『伊豆半島の成り立ちとして、2000万年前に本州から数100km離れたフィリピン海プレートで海底火山が隆起し、200万年前に本州に合体してやがて半島になった。』
詳細は⇒当ブログ 真鶴貴船神社を参照

境内
境内はとても静かでひっそりとしている。
ところどころに小さな祠があり、社殿右側にはこんもりとした丘があった。

拝殿
諸口神社 (もろきじんじゃ)
祭神 橘姫命
例祭日 四月四日

由緒
当社の創建、由緒等詳ならされとも増訂豆州志稿によれば、延喜式神名帳、伊豆国那賀郡二十二座の内、国玉姫神社にて伊豆国神階帳従四位上もろき姫の明神に座すとなす。

もとき姫、国玉姫、橘姫は同一神でもあろうか、現称諸口は『もろき』と同語にて古来当社を辨天(弁天)と称し、女神なること明らかなり。公開及び漁業者の守護神とし崇敬あつく海上安全大漁満足を祈願し、緒船この沖を通過するという。

応永八年三月(1402)再建、明治十二年八月村社に列す。
現社殿は昭和二十八年四月改築

本殿

社宝
応永八年三月吉日 棟札
鰐口 武蔵国吉見郡久米田郷 施主敬白
諸口大明神 応永八年己辛霜月十五日とあり(日本金石年表にみえる)
(境内案内板より)

表参道と手水舎
大瀬神社では、ビャクシンの巨樹や神池等といった「神的な雰囲気」が強く漂っているような気がしたが、ここ諸口神社はとても優しげで、心安らぐ空間のように感じた。

御浜崎から見た富士山
御浜岬から見える富士山の眺望はとても美しく、魚河岸では新鮮な魚介類も食べることができるので、西伊豆方面を旅行される際には、大瀬崎と併せて立ち寄ってもらいたい場所です。

・・・ボクは時間がなく食べ損ねましたが><


次回は戸田の集落に鎮座するお社です♪

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