奥多摩の社 武蔵御嶽神社 玉垣内の摂末社

本殿と玉垣内のお社
今回は武蔵御嶽神社の境内社について。
本神社の境内社の多くは玉垣内に鎮座しているが、平成19年より玉垣内の摂末社への自由参拝が許可された。
社殿前の華やかな雰囲気とは趣を異にし、とても静寂としていて神域を感じずにはいられない所だった。

大口真神社
大口真神社は、武蔵御嶽神社本殿の真裏にあり、最も高い位置(御岳山頂)に坐している社。

大口真神社
御祭神 大口真神

由緒
日本武尊が東征の際、この御岳山から西北に進もうとされたとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は山蒜(やまびる)で大鹿を退治したが、そのとき山谷鳴動して雲霧が発生し道に迷われてしまう。
そこへ、忽然と白狼が現れ、西北へ尊の軍を導いた。
尊は白狼に、「大口真神としてこの御岳山に留まり、地を守れ」と仰せられ、以来、御嶽大神とともに「おいぬさま」と崇められ、関東一円の信仰を集めている。

常盤堅磐社(旧本殿)
常盤堅磐社(旧本殿)
全国の一の宮が祀られており、現在の本殿が明治十年に建て替えられた際にここへ移築されました。旧社殿の建立年代は元禄年間とのこと。
尚、社殿自体の建立年代は徳治二年(1307)に壬生氏によって造営が行われたという。

太占祭場
太占祭場
儀式は1月3日早朝、非公開にて行われる。
占いを司る当社主祭神「櫛麻智命(呪術・智恵の神)」のお力をいただき、鹿の肩甲骨を火で焙り、割れ具合から作物の豊凶を占う神事で、現在では群馬県貫前神社と当社だけに伝わる。
(尚、祭事は非公開・立ち入り禁止です)

皇御孫命社
皇御孫命社
御祭神 天瓊々杵命(あめのににぎのみこと)
江戸時代後期の社殿で、屋根の軒先には三葉葵の紋があることから、元は東照社だったという。

皇祖孫命社の狛犬
神門前に坐している狛犬・・・。
というか、どうみても狛ブタ?イノシシ??
とてもユーモラスでかわいらしい。

神明社
神明社
御祭神 天照皇大御神、豊受比賣神
神明さまと呼ばれ信仰をされる伊勢神宮の神霊をお祀りしている。

巨福社
巨福社
御祭神 埴山比女神
農作物を豊かにしてくれる土の神。
古来より、お社の回りの土は霊験が強いとされ、御嶽神社の山砂を持ち帰って、それを田畑に撒くと、土の霊力によって虫の害を防ぐことが出来るという信仰が今でも残っているという。

左:二柱社 右:八柱社
二柱社・八柱社
二柱社 伊邪那藝大神 ・ 伊邪那美大神
八柱社 春日社 ・八幡社・こかひ社・八雲社・座摩社・月之社・國造社・八神社

その他玉垣内には東照社、北野社が祀られている。

御岳の神代ケヤキ

随神門から土産屋さんが立ち並ぶ参道沿いに腰を据えている一本の巨木。
幹の太さは8.2メートルで、社伝によれば、日本武尊東征の昔から生い茂っていた木とされ、古くから「神代ケヤキ」の名で親しまれているという。

本当は奥多摩トレック(奥多摩~御岳縦走)の際に併せて書こうかな?と思っていたが、なかなか実現できないので、今回記載しました・・・。


次回は奥多摩に鎮座する氷川の社です♪


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