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Showing posts from October, 2012

槍ヶ岳登山行 -6 (天狗原から見た槍沢の紅葉)

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前回リンク⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/10/5.html(大キレットからの御来光)


分かり易く今回の山行を説明すると・・・ 右に聳える尖峰・槍ヶ岳から左端の南岳まで縦走しました。
2012年7月。常念岳山頂で見た槍穂高連峰の雄姿を見て、
『いつか登ってみたい・・・』
と、思ってみましたが、 まさか数か月後に登るとは思いませんでしたー。
さてさて、南岳と中岳との間にある天狗原分岐。 天空の稜線散歩ともお別れ・・・ 少し残念な気がするが、天狗原に向かうルートで帰路に着きます。
分岐から見た槍沢カール。 登ってきたときよりも、ほんのり葉に色が着き始めている。 行きに登った山道もよく見えます。
ここからは真剣に山と対峙。 天狗原への尾根道は、いきなり鎖場が待っています。
(登りの場合だと、最後の難関ってヤツです)
鎖場の途中から見た槍ヶ岳。 100メートル位一気に降りた地点かな? 初日に泊った赤い屋根の殺生ヒュッテもよく見えます。
そして、錆びた二段ハシゴへ。 二段目のハシゴは折れ曲がっていますが、大丈夫。
前日ヘリで救助されていた遭難者も、 岩尾根で道をロストしてしまい身動きが取れなかったようです。
(特に下りだと、分かりづらい箇所があるのでご注意を)
一気に300メートル下ると、横尾尾根のコルに到着。 岩尾根を抜けて、ようやく安堵の気持。
天狗原は通称「氷河公園」とも呼ばれており、 数メートルもの巨岩が無数に転がっています。 こういった巨岩はモレーンと言い、氷河の移動によって削り取られたものです。
ヒマラヤのランタン谷や登ったキャンジン・リも、 こういった巨礫が多く、地形的な雰囲気もよく似ていました。

モレーン(巨岩)をピョンピョンと飛び移りながら下りていくと、 天狗原が近づいてきました。
そして、天狗原に下りると、 彩美しい木々が僕たちを出迎えてくれました。
なんとも贅沢な紅葉の小径。
人の手が加えられていない木々の色は、 北アルプスの空気のように澄んでいて、 街中で見ることができる紅葉樹とは全く異っているように思えた。
ゆっくり紅葉散策したかったのですが、 この後7時間以上、下山のために歩かなくてはならなかったので、 残念ながら先を急ぐことに・・・。
とはいうものの、
やはり天狗原から見た槍ヶ岳も撮っておきたいので

槍ヶ岳登山行 -5 (大キレットからの御来光とモルゲンロート)

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前回リンク⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/10/4.html(槍ヶ岳~南岳縦走と夕暮れ)

いきなり、

謹賀新年

的な写真ですが・・・。

槍ヶ岳から南岳へ移動し、南岳小屋で一泊。 翌朝、大キレットの突端・獅子鼻で御来光を拝むことができました。

日の出を拝めて感動、感動。
雲海の先に聳え立つ富士山はとても幽玄な雰囲気。 手前の峰は南アルプスの甲斐駒ヶ岳。
雲海の形が実に美しい。
御来光を眺める登山客。
モルゲンロートに彩られた大キレットカール。 雄大な穂高の峰々が紅く染まる。
槍ヶ岳も紅く染まっている。 南岳山頂に登れば一望できたと思うのだが、 寒いし、何より早く朝食を食べたいので、怠けてしまいました。

ちなみに、この写真は昨年涸沢から見た穂高連峰のモルゲンロート。 こちらも実に幻想的でした。
朝食をモリモリ食べて昨日再び登った南岳へ。 ・・・いつか踏破するから、待っててください。憧れの大キレット。
南岳の山容も槍方面から見ると荒々しい。
(前日はガスで殆ど見えませんでした・・・) 山肌のナナカマドも、ほんのりと葉が紅くなり始めていた。
槍ヶ岳から始まった3000メートル超級の稜線歩きはとても心地良かったー。
しかし、風が吹けば平地での台風の如く突風が吹き、 荒天だと、先は見えず濡れた岩でスリップ・・・も、あり得ますのでご注意を。

次回は、これまた絶景の天狗原の紅葉でも。
Link⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/10/6.html

槍ヶ岳登山行 -4 (槍~南岳縦走と夕暮れの北アルプス)

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前回リンク⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/10/3.html (槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂)

槍ヶ岳登頂の後は、南岳を目指しました。 上の写真の右下から山の稜線伝いに歩いていきます。
右下より、槍ヶ岳山荘~飛騨乗越~大喰岳~中岳~南岳の順。 南岳の先には大キレットという難所を越え、北穂高岳に通じます。
穂高山荘から日本一標高の高いテント場を越えると、 これまた日本一標高の高い峠(飛騨乗越)があります。 上記の知識は下山後知りましたので、写真は撮っていません・・・。
早速大喰岳を登ってみる。 ガレた登山道を登ると、ようやく、少し「山登り」をし始めたな、と感じました。
登頂成功! 山頂から見る槍の穂先は、頭を垂れているようで、少々不安定。 ちなみに大喰岳は、「おおばみだけ」と呼びます。
大喰岳の山頂近辺から。 ゴールの南岳が見えてきました。 山に沿ってまだまだトレックします☆
3000メートル超の雲より高い「稜線歩き」は、 まるで天空の散歩のよう。 ガスもなく、360度絶景が広がる。 (本人は標高のせいか、息が上がってましたが・・・)
次なる目標は中岳。 山頂近辺は岩がモリモリとしています。
鎖場や写真のようなハシゴもあったり、 道でつまづいたら、間違いなく百メートル程滑落してしまいそうな箇所もあり、 ちょっと怖かった。
中岳登頂~。 赤い小屋(殺生ヒュッテ)から
槍ヶ岳を登って、ここまで歩いてきた道程がよく分かります。

空には少しづつ雲が現れてきて、 数十分後には槍の穂先は、
完全にガスの中に隠れてしまいました・・・。
快晴の稜線散歩はこれにて終了。
天狗原近辺ではヘリがグルグル巡回していた。 南岳小屋でヘリの近くにいた登山客に写真を見せてもらったら、
なんと、人が吊るされていた。 話を聞くと、どうやら遭難救助していたらしい・・・。

「翌日、通る予定なのに・・・」 と、急に我に帰ってしまった。
気を取り直して最後のピーク南岳へ向かう。
その先には、南岳小屋、 そして飛騨泣きと言われる難所が立ちはだかっている。
手前の岩稜をよじ登って、 途中の切り立った箇所を安全に登りきれば、南岳頂上です。

槍ヶ岳登山行 -3 (槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂)

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前回リンク⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2012/10/2.html (坊主岩屋下~槍ヶ岳山荘)

槍ヶ岳山荘に荷物をデポして一息ついた後、 槍の穂先を目指す。 山荘の標高が3060メートルだから、 頂上までの標高差は120メートル。
天気は写真の通り、雲ひとつない快晴! 心が弾みます。
分岐地点から直線距離にして200メートル、高さが120メートルだから 平均角度にして約31度。 そう考えれば大したことありません(苦笑)
ちなみに、実際は最大で70~80度程あるらしいです。
午前8時10分、登頂開始。 先には1~2組か登下山しているだけ。
正に貸切状態でした。
(多分)小槍と呼ばれる箇所。 西にトラバースしなくてはならなくて、個人的に少しビビりました。
先行する方々が必死で登っています。
写真だと、崖をよじ登っているように見えますが、 思った程角度はなく、足場もしっかりしていて、実に登り易いです。
山頂付近にある鉄杭。 鎖も要所にあり、落石防止のためか、 セメントで固めている箇所もあります。
ネパールのキャンジン・リに登ったときに、 現地のガイドさんが、 「わたし、槍ヶ岳の整備しましたよ!」 と、言っていた事を思い出しました。
最後の二段ハシゴに差し掛かる。 三点支持を確保して一気に駆け上がると・・・。
頂上! やったね!!
所要時間は約20分程度。
山頂には祠とタルチョが奉られていました。
頂上に着いて驚いたのが、周囲の素晴らしい眺望。
まずは、槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。
東鎌尾根と槍沢、背後には常念山脈。
頑張って登った甲斐がありました。
絶景の一言に尽きます。
7月に登った常念岳。
槍ヶ岳方面から見ると、 日本百名山のひとつに謳われるだけあって、 円錐形の美しい山容です。
常念岳から見た北アルプスは、下記リンクにて。 北アルプス 常念山脈縦走 常念岳(Link)
西には、双六岳、そして雲ノ平方面。 この方面の稜線はとても女性的で美しい。 いつの日か縦走してみたいな。