6 October 2012

槍ヶ岳登山行 -1 (上高地~坊主岩屋下)

Location 日本, 〒390-1516 長野県松本市安曇 県道24号線

『一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、
いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、
まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。
富士山が古い時代の登山の対象であったとすれば、
近代登山のそれは槍ヶ岳である。』

深田久弥

昨年、屏風のコルから、天に突き刺さる尖峰の印象的な姿を見て、
「一度登ってみたい!」
と、強く思って以来、日が経つにつれて想いが強くなってしまい、遂に憧れの槍ヶ岳登山を決行してしまいました。
河童橋(1500メートル)

新宿から夜行バスに揺られ、到着したのが午前6時前。
身支度を整えて、6時半頃上高地を出発。

天気は台風が日本列島を直撃するらしかったが、幸いの晴天。
河童橋から見た穂高連峰は、実に清々しい。

上高地から横尾まで約10キロの遊歩道を進む。
木々が生い茂っていて、心地良い~♪
と、感慨にふけっている暇はなく、ただ、ひたすら進むのみ。

横尾山荘(1600メートル)
横尾山荘に到着。
穂高方面と常念岳方面、そして槍方面に分岐するクロスポイント。

ワサビ沢(1700メートル)
横尾山荘から5分程歩くと、山道に入る。

・・・といっても、槍沢ロッジあたりまでは
とてもなだらかで歩きやすいです。

写真はワサビ沢辺りで撮った木々。
広葉樹の樹林帯を歩くと、心が安らぎます。

槍見(1900メートル)
当初の予定だと、
初日は槍沢ロッジという小屋で宿泊しようとしましたが、
午前中に到着してしまったので、
予定を変更して一気に山頂附近まで向かうことに。

写真は槍沢ロッジから少し登ったところにある
「槍見」と呼ばれる奇岩。

大曲(2100メートル)
ババ平という箇所を過ぎて、大曲に向かう。
先には大喰岳が姿を現してきたが、まだまだ先・・・。

槍沢大曲り(2200メートル)
森林限界を超しているため、
強い日差しを遮るものは何もなく、
地味な登りもツラくて、何度も足を止めてしまう・・・。

この標識で水俣乗越に向かうと、
東鎌尾根と呼ばれる尾根道に出ます。

最後の水飲み場(2500メートル)
やばい!
陽が落ち始めて山の影が伸びてきた。

傾斜もキツくなってきて、ここからが踏ん張りどころ。
気合いを入れて、九十九折の道を登っていく。
(お尻に火が付くと、頑張るタイプです)

いつになったら、「槍」の姿が見えるのだろう(泣)
と、思っていたら・・・

ズン

ズンズン

ズンズンズンっ!

『どやー!』
と言わんばかりの大迫力!!

まるで戦艦の艦首が移動しているかのようでした。

正直言って、槍ヶ岳山頂に登ったときよりも、感動しましたよー。
(あと、遭難しないでよかったー、と安堵の感も含めて)

ちなみに、登山道(槍沢ルート)はしっかり整備されていて、
関東の近場の山より安全です☆
(関係者の方々に感謝デスネ!)


次回は、槍ヶ岳の核心部に迫る!の巻です。

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