6 April 2013

豊受大神宮(伊勢神宮 外宮) 別宮と末社

Location 日本, 三重県伊勢市豊川町279
前号リンク⇒http://travelog-jpn.blogspot.jp/2013/04/blog-post_2.html(外宮表参道~御正殿)

北御門鳥居と御厩
豊受大神宮 御正殿の参拝の後、別宮へ。
別宮とは、ご正宮の「わけみや」の意味で、所属の宮社のなかでも重んじられ、皇大神宮に十所、豊受大神宮に四所の別宮がある。

土宮
御池に架かる亀石を越えると土宮、風宮が坐している。
土宮の御祭神は御土乃御祖神。
外宮所在の山田の原の地主神という。

風宮
そして、風宮は風雨を司る級長津彦命と級長戸辺命を祭神とした別宮。
本祭神を祀るお社は龍田大社(奈良県)川勾神社(神奈川県)などがある。
古来は風社という末社格のお社だったが、元寇(1281年・弘安の役)の時に、後述する内宮の風日折宮とともに祈祷をおこない『神風』を起こしたことにより、一躍別宮へ格上げされ、国体守護の神さまとして崇められるようになった。

下御井神社
土宮の奥にある小路を進むと小さな御井覆屋が鎮座している。
祭神は下御井鎮守神で、禁足地とされ一般公開されていない上御井神社の御水を汲みあげることができない場合に下御井の水を神饌などの御料水として供される。

外宮南側にある檜尾山と呼ばれる丘
98段の石段を登ると御正殿を見下ろすような位置に多賀宮が坐している。

多賀宮
多賀宮は、外宮の檜尾山に鎮座する別宮で、『高宮』→『多賀宮』となったという。
外宮の別宮の中で一番古く、豊受大御神荒魂を祭神としていることから一番格の高い別宮といわれている。

多賀宮
多賀宮は、今から凡そ1500年前、第21代雄略天皇22年(478年)に天照皇大御神の御神勅によって豊受大御神が丹波の国から御饌神として迎えられ、豊受大神宮が創立された際に、多賀宮も同時に奉斎されたと伝えられている。

皇大神宮の別宮荒祭宮同様殊に重きが置かれ、20年1度の大祭である式年遷宮でもこの2宮だけは正宮に引き続き真っ先に斎行されるという。

北御門参道の御厨の先に東に伸びる参道がある。
殆どの参詣客は訪れないが、原生林の生い茂る社叢となっており、根廻りの太い巨木が根を張っている。

度会国御神社
伊勢国造・度会神主の祖神が祀られたお社。
祭神は彦國見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)。
鎮座地である度会国の守護神で、代々外宮の祭祀を務めてきた度会氏の始祖、天日別命(あめのひわけのみこと)の子とされる。

大津神社
参道の一番奥にひっそりと鎮座するのは大津神社。
祭神は葦原神で、五十鈴川河口の守護神とのこと。


次回は、外宮敷地内にある摂末社について。

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