阿武隈の巨石 破石 蝦夷の神魂が宿る磐座


陸奥国一宮都々古別神社の門前を通る石川街道(国道118号線)を北上して福島県浅川町へ。
長閑な風景が広がっている農道を進むと、里深い森の一角に突如大きな磐座が坐していた。

高さ10メートル以上の巨石は中心で真っ二つに割れている。
その周囲には太い注連縄が巡らされていた。

巨石の脇には鳥居があり小さな祠が祀られているが、詳細はまったく不明。
そして周囲にはこの破石以外に岩はなく、まるで神さまがポンと置かれたように坐している。

とても不思議な巨石、しかし言葉に表せない存在感に溢れており、ただただ唖然とするばかり・・・。

二つに割れた巨石の頂には根が張った木が生え、岩肌には苔がむしている。

古代蝦夷の神を祀る磐座なのか、山の邪霊から守る為の賽神なのかは定かでない。
しかし、古来より地元の民により崇められている存在なのは確かなようだ。

まさに『神域』と呼ぶに相応しい磐座。
古代からの息吹のようなものを強く感じることができる巨石でした。

次回は石川街道をさらに北上して『巨石』の社へ。

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