沖縄巡礼 圧巻の大主ガジュマル ガンガラーの谷 


おきなわ村の向かいにある『ガンガラーの谷』というテーマパークに行きました。
何故、おきなわ村内にある有名な鍾乳洞には目もくれず、こちらに向かったかというと・・・

『大主ガジュマルが見たいから♡』

ということで、ツアー受付がある「ケイブカフェ」でツアー料金を支払って、出発時間まで少々休憩。

ちなみに、ここケイブカフェの鍾乳洞(サキタリ洞)も迫力満点です!

ちなみに、ガンガラーの谷はツアー以外の入場はできませんので、あしからず・・・。
まずはツアーガイドさんの説明を聞いて、さんぴん茶のボトルを頂いていざ出発!

鍾乳洞を抜けると谷と緑生い茂る森が眼下に広がります。

ガンガラーの谷はかつての大きな鍾乳洞だった場所。
名の由来は、昔この地に住む者が、とある地上の穴に石を落してみると「がん、がん、がら、がらー」という音がずーっと続いたことから『ガンガラー』という名になったとガイドさんが仰っておりました(笑)

ここはイナグ洞と呼ばれる拝所。
(ちなみに「母神」の看板は誰かが作って置いていったらしいです)

イナグ洞の先には大きな鍾乳洞が長く続きます。
ここはイキガ洞。
先は真っ暗なので、ランタンを持って洞窟を進んでいきます。

そして、ツアー客が進める突当りにあるのが、イキガ洞の象徴ともいえる「父神」
先程のイナグ洞と合わせて、種之子御嶽(さにぬしーうたき)と呼ばれています。

ちなみに、この洞窟は奥まで繋がっているようです・・・先に進んで探検したかったです。

イキガ洞の象徴から引き返して再び外界へ。
さっき通ったはずなのに、不思議と異世界へ彷徨いこんだかのようです。

上を見上げると密林のような森が巨岩を飲み込みそうな勢いで繁っている。
自然の逞しさを感じずにはいられません。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、崩落した巨岩を支えるかように横の岩が受け止めています。

さらにトンネルを越えたその先には・・・

圧巻・・・

これが大主(うふしゅ)ガジュマル。
陥没した鍾乳石の空間に幾重にも根を張っている。

まるで前衛的な芸術作品を見ているかのようです。

陽光に照らされた淡い緑の葉と、大地に向かって絡み合うように張る根。
ガジュマルは本当に『生命』を感じさせる樹です。

ちなみに、この大主ガジュマルの樹齢はまだ150年程というのだから驚きです!

まるで大地に突き刺す槍のように気根が張っている。
本当に「気」が充満している大主ガジュマルです。

ガジュマルの巨木の先には、石積みの遺構が。
どうやら昔の御墓だとのことです。

そして、武芸洞といわれる鍾乳洞へ。
ここには1万8千年前の人類「港川人」居住跡だった可能性があるという。
ベンチが置かれていて、ここで「港川人」についてのレクチャーが行われました。

人工的に積まれた石垣の中に埋葬されていたという。
ここは現在も発掘調査中とのことです。

港川人というのは、沖縄県具志頭村港川石灰岩採石場で1970年に大山盛保によって発見された化石人骨に付けられた名前のことで、17,000~18,000年前の人骨であることが確認されている。
縄文人の祖先とも東南アジアやオーストラリア系の集団の祖だったのでは?とも言われています。

最後は、周辺が一望できる「ツリーテラス」。
橋の右側の森あたりで、「港川人」の化石が発見されたとのことです。

亜熱帯林の大自然や、見事な鍾乳洞、そして大主ガジュマルだけでなく、「港川人」といった考古学的な勉強ができるのもガンガラーの谷の魅力のひとつだと思います。

次回は、いよいよ神の島(久高島)へ。

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