19 March 2014

沖縄久高島巡礼 神聖なる井泉 ヤグルガー(ヤグル川)

Location 日本, 沖縄県南城市知念

イシキ浜やシマーシなど、久高島東側の海岸を中心に巡っていたが、今回は島の西側にあるヤグルガーと呼ばれる井泉を巡ってみました。

久高島には現在こそ本島からのパイプラインによって水や電気が供給されているが、かつては島の西海岸に点在している「ガー」という井泉によって生活していたといわれ、水はとても貴重なものでした。
但し、ここヤグルガーの場合は、祭祀の際の神聖な禊場として現在でも使用されています。

前回紹介したフボー御嶽から少し南下した所に小さな看板がたっています。
ちなみに、島の周遊地には写真のような看板がたっているので、とても巡りやすかったでした!

小道を進んでいくと、朝日に照らされ赤く染まった木々の先に青い海が広がっております。
とてもわくわくしてしまう景色です。

そして海辺へ。
オーシャンブルーの海がとても美しい!

階段を下りていくと、岩場があり、杓子置きと賽銭箱(?)のようなものが置かれていました。
ここでは祭祀の際、神女(タマガエー)がここの水で身を清めていたとされている神聖なる泉です。

昔は階段やコンクリートの踊り場もなく、神女達は足場の悪い岩をつたってここに降りて祈願されていたのでしょう。

ヤグルガーは久高島の五穀起源神話ゆかりの地でもあり、伊敷浜に漂っていた五穀の入った壺を取るために、ここのヤグルガーで禊をしたとされております。

詳細は・・・
沖縄久高島巡礼 伊敷浜 神々が来訪する聖なる浜(Link)

この地を訪れたときは潮が満ちていたので荒々しい岩礁の風景でしたが、干潮時になると、白い砂浜とイノー(礁湖)が広がる幻想的な風景らしいです。

また、青い海の先には沖縄本島がくっきりと見ることができます。

久高島の東側は生命が生まれる地であり、ニライカナイ来訪の地であるのに対して、こちら西側はティラバンダ~太陽が沈んでいく断崖の地であるとされ、かつての風葬地だったらしく、その風習は1960年代頃まで続いていた。

この話を読んで、久高島の東を通る黒潮の先にある紀州熊野の『花の窟』をふと思い起こしてしまいました。
古来よりきっと、南方から繋がっていたのだろうな。

紀州熊野を巡る 花窟神社 イザナミが葬られた巨巌の墓所
(Link)

次回は、ようやく久高島最終話。
久高島の北端に向かいます!!

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