18 April 2018

台湾散歩 花蓮から絶景の太魯閣渓谷へ - Hualien to Taroko National Park



瑞芳朝市
この日は九份から瑞芳駅経由で花蓮 (Hualien)へ移動。
乗換の都合上、行きは自強號ではなく普通電車を乗り継いで移動しました。
経由地の瑞芳駅周辺では、朝市が開催されていたのか、多くの買い物客で賑ってました。

花蓮駅舎
約3時間以上、電車に揺られようやく台湾東部最大の都市、花蓮に到着。
駅には多くの人が往来していました。

釈迦頭
こちらはバンレイシというフルーツで中国名で釈迦頭と呼ばれています。
駅前の屋台で売られていたので、皆さん電車の中で食べるのかな?

花蓮、そして台湾東部といえば太魯閣族(タロコ族)。
民族衣装をまとった鉢が街中に置かれています。

そして、たまたま立ち寄った石の市場で民族舞踊を見学。
ちなみに台湾には原住民向けのテレビチャンネルがあります。
後述しているが、花蓮は鉱物や大理石の宝庫~太魯閣渓谷の玄関口ですので、このような石の卸市場があるのでしょう。

花蓮で一泊した翌朝。
かつての日本式建築物が所々に点在しています。
とてもハイカラな造りで、ノスタルジックな雰囲気です。

雲呑と牛肉麺、そして台湾のソウルフード魯肉飯です。

七星潭
この日は花蓮周辺を周遊したあと太魯閣渓谷へ行く予定。
ここは七星潭という空軍基地脇にある海岸です。

新城神社跡
途中立ち寄った新城神社跡。
社殿は取り壊されて、新城天主堂というキリスト教会が建っています。
鳥居だけは破壊を免れました。

かつての本殿跡。
現在はマリア像が祀られております。
この地は明治29年12月、旧日本軍の小隊がタロコ族と衝突し23名が殺害され、のちのタロコ討伐作戦を計画するきっかけとなった事件の舞台地だそうです。

清水断崖
蘇花断層海岸にある名勝清水断崖です。
清水山の裾野がそのまま太平洋に落ち込んでいる台湾一の断崖絶壁は迫力満点!
なんと約23kmほど断崖が続いているらしいです。

太魯閣牌樓
そして、いよいよ太魯閣渓谷へ。
「東西横貫公路」と書かれたゲートをくぐって入場します。
この道は台湾を横断する道で、標高3000メートル級が連なる山脈を越えていきます。

砂卡礑歩道
まずは砂卡礑歩道(シャカーダン)の遊歩道。
現在は遊歩道ですが、かつてはここに線路が敷いてあって列車が往来していました。
地面に埋まっている枕木がかつての面影を想起できます。

砂卡礑歩道(シャカーダン)沿いから見える白く輝く岩塊はなんと大理石。
川底がマーブル状になっていて渓流の水も青く幻想的です。

長春祠
長春祠はかつてこの道を切り拓くために亡くなった労務者の弔うための祠。

薄暗い隧道のなかには像や碑があり、隧道の先には祠があります。

祠の脇を流れる滝がとても印象的ですね。

燕子口~九曲洞
そして、いよいよ太魯閣渓谷のハイライト、燕子口~九曲洞へ。
九曲洞は滑落防止のため、ヘルメット着用を義務付けられています。

地名の通り、まるでツバメが巣をつくったかのように大小さまざまな穴が開いています。
長年にわたり水による浸食を受け続けて自然に創り出された岩肌の造形は圧巻です。

壮大な風景、そしてこのような地に道を敷いた人間の力にただ感動!!

錐麓断崖
ここは錐麓断崖といわれる高さ400メートル、幅1200メートルの大断崖。
かつて、この断崖の上に原住民タイヤル族の住居や日本統治時代には警官の詰所があったらしいです。

ちなみに、大きな岩塊の前に立つと「何かパワーを感じる」というのは、岩石内の鉱物と体内の赤血球を代表とする鉄分や金属成分が微弱に反応するからだといわれています。
岩盤浴とか聖地巡りをしたがる習性はここから来ているのです。

太魯閣渓谷は下を見下ろしても、上を見上げても、360度の大絶景が広がっています。
首が疲れてしまうほどです!

緑水歩道
さて、天祥、そして文天祥公園に立ち寄ったあと、緑水歩道というハイキングルートへ。
この道はかつての日本統治時代の警備道で、途中に真っ暗なトンネルがあり、ライトは必携です。

立霧渓
途中には立霧渓を望むことができます。

ここがおすすめの大絶景!
断崖と蛇のようにうねった渓流が一望することができます。

岳王亭を眺める
緑水歩道の途中に岳王亭も望むことができます。
岳王とは、中国南宋の武将、岳飛のことで関羽に並ぶ中国の英雄。
金との対戦で何度も勝利しましたが、岳飛の勢力拡大を畏れた宰相・秦檜に謀殺されました。のちに功績を称えられ岳王となったとのことです。

岳王亭の最大のアトラクションといえばこの吊り橋です。
高所恐怖症の人は足がすくんで動けないこと必至の高さです!

・・・と、太魯閣渓谷を充分に満喫した後、花蓮から台北へ自強號(太魯閣列車)で戻りました。
台湾東部は新幹線がないため、このような特急列車が最速の移動手段です。
花蓮から台北までの指定席料金は440元(2012年当時)です。

晩御飯は駅弁を購入。
駅弁の中身は厚切りのお肉と煮卵、お漬物とご飯です。
とても美味しかった♪

花蓮から約2時間後、ようやく台北に到着!

花蓮は先日の地震で大きな被害が発生したと聞きます。
一日も早く復興することを祈っております。

次回は一気に台湾南部へ、湾岸の街 高雄です♪