27 July 2018

上総の社 神洗神社 と 神洗池 一ノ宮玉前神社「元宮」

神洗神社
(千葉県長生郡一宮町綱田鎮座)

神洗神社は玉前神社の境外末社で、玉前神社の元宮とされているお社。
玉之浦(九十九里浜)の釣ヶ崎海岸から小高い丘を登った先に鎮座しています。

石祠の左脇に神洗池という小さな池があり、この池でご祭神(玉依姫命・鵜茅葺不合尊・豊玉姫命・日子火々出見命)が海から上陸された時その身体を洗われたと伝えられています。

神洗神社
玉前神社末社
神洗神社と神洗池
上総一ノ宮玉前神社の元宮というべき社で玉前神社ご祭神 玉依姫命と鵜茅葺不合尊、姉神豊玉姫命と日子火々出見命をお祀りしている。
神代の昔、ご祭神が海から上陸された時その身体を洗われたと伝えられる池が参道左に見え神洗池と称されている。

神洗池
昔は賑やかな祭典が行われいたと伝えられており、現在は月と日がほぼ同時刻に昇る旧暦の元旦に例祭を、また玉前神社例祭の九月十三日にも祭典を執行している。
なお、この社地は地元在住の有志(個人名と思われるため内容一部変更)より平成六年に奉納を受け、さらに社殿は平成十七年に玉前神社氏子有志により奉納されたものである。
平成十七年 玉前神社社務所
(以上、境内案内板より一部抜粋)

神洗池
神々が禊ぎをされたとされた神洗池。
鏡のように木々が映し出されていて、神秘的な佇まいをしているように感じます。

さて、神洗池の近く、国道140号線沿いに『上総十二社祭り祭典場跡地』の石碑と石祠がひっそりと祀られています。
周囲は雑草が伸びていて、もう少し整備されたらよいのに・・・と、思いました。

史跡上総十二社祭り祭典場跡地
惟時大同二年旧八月 国造大伴武日蓮裔第十六代盛長神主となり、「裸まつり」を始めてより1175年間に亘り執り行う。
嘗て(かつて)此の地は、人皇第一代神武天皇生母玉依姫を中心に女系集団によって現大東岬釣ヶ崎に移住せし処にして南総一帯の開拓を行いその勢力は玉前神社を中心に次第に強大となり東国鎮護の拠点となった。
毎年九月十三日には旧延喜式内大社・国幣中社玉前神社御祭神玉依姫命を主神に附近十二社郷に奉祀する御縁故深き神々の神輿が、この由縁の浜にて年に一度再会する神事で通称「十二社まつり」また、「上総のはだかまつり」とも呼ばれ黒潮文化圏に属した雄大な古代の民俗祭祀が行われた旧祭典場であることを銘記し茲に之れを顕彰する
昭和五十六年九月十三日
玉前神社 一宮鎮座  玉﨑神社 中原鎮座
鵜羽神社 岩井鎮座  三之宮神社 北山田鎮座
南宮神社 宮原鎮座  玉前神社 椎木鎮座
玉垣神社 下之郷鎮座 谷上神社 谷上鎮座
(以上、石碑より)

 今回はレンタサイクルで一日のみのお社巡りでしたが、上総国や一ノ宮やいすみ周辺について色々と学べてよかったかな、と思います。

浅間堰
自動車だと通り過ぎてしまう景色や小さな祠を見つけることができますし、今後もこのようなお社巡りをして楽しんでいければと思いました♪

次回は上総一ノ宮を離れ、上総国二ノ宮のお社です♪